大蛇に嫁いだ娘のネタバレ感想とあらすじ【心温まる蛇と人間の愛の物語】

大蛇に嫁いだ娘のネタバレやあらすじ

漫画の神様

大蛇に嫁いだ娘は、一見グロいシーンが多めのホラー漫画かと思いきや実は、愛の物語なんです。

ただ、その愛の物語は普通の人間の男女の愛の物語ではなく、孤独を感じていた大蛇と同じように村で居場所がない娘の心温まる愛の物語。

何気に面白いです！

漫画名	大蛇に嫁いだ娘
著者・作者	フシアシクモ
星で評価	4.0

ネタバレなし！大蛇に嫁いだ娘のあらすじ

大蛇に嫁いだ娘は、大人向けの日本昔ばなしのような愛の物語というのが1番相応しいです。何気に心温まる内容で、スラスラ読めて惹きつけられます。

大蛇？ホラー漫画？

まず、大蛇に嫁いだ娘の最初の方を読むと内容が

グロくて
ホラー要素があり
ハラハラドキドキ

的な漫画だと感じる人もいるでしょう。

しかし実際は、愛の物語なんです。

ただ、愛の物語と言っても普通の人間同士の愛の物語じゃありません！

蛇と人間の愛の物語で、少し神話的な内容というか日本むかし話を読んでいるような気にもなります。ただ、子供向けというよりかは大人向けの日本むかし話です。

強いて言えば

純愛
神話

がうまく混ぜ合わさった漫画です。

徐々に心惹かれる

大蛇に嫁いだ娘のネタバレというかあらすじを簡単に解説すると、ある村で厄介者のような存在として扱われていた人間の娘が、村の守り主だけど怖い存在の大蛇の嫁として嫁ぎ、徐々に心が結ばれていく愛の物語。

普通に考えてもわかるように、人間ですから「大蛇に嫁ぐ＝食べられる」と考えます。

ただ実際は、そうではなく大蛇の

身の回りの生活のお世話
食事の提供（狐等の獲物）

を行うのが嫁の仕事。

しかも、この大蛇は人間のように喋れて、人間のような感情も少しある気がします。見た目は大蛇で怖いですが、娘に対する振る舞いが

優しく
純粋で
心温まる

感じが凄いいいです。

ホッコリするというか、実は孤独を感じている大蛇だからこそ分かる娘の辛い気持ちに寄り添う姿が何とも言えません。

実際、大蛇に嫁いだ娘も村では居場所がなく常に一人で孤独を感じてた人間。

最初は恐ろしくて体が硬直するような状態が続いていましたが、優しく接してくる大蛇に、徐々に心を開き、やがて大蛇を見る目が変わっていきます。

そして、いつしか大蛇に対する愛の気持ちを持ち始めるんです。

夜の営み、大蛇の子？

娘は大蛇に嫁ぎ、大蛇の妻となるわけですが「もしかして、大蛇と夜の営みもあるの？」と匂わせるシーンがたびたびあります。

ただ、そこは純愛ですからエロい描写は全くありません！

大蛇とのキスシーンはありますが、決して気持ち悪かったりグロい感じではありません。むしろ、大蛇と娘のキスシーンも、なんか良いです。

ホッコリする。

さらに、大蛇と娘には子ができる？可能性もあるんです。そこは、1巻以降の話になりますが、やがて大蛇と娘は本当の家族になり、本当の夫婦になる感じが、とても面白いです。

大蛇に嫁いだ娘の感想は？

大蛇に嫁いだ娘の表紙を見た時は、あまり惹きつけられる感じはしませんでした。ただ、漫画を実際に試し読みしていくと、この漫画の面白がわかってきます。

とにかく、漫画のタイトルだけでは想像できない純粋な愛の物語が心惹きつけられます。

あとは、今後、二人を引き裂くような辛い状況も容易に想像できるので、そこは嫌な予感がするのと同時に、二人の愛が試される瞬間は楽しみでもあります。

最後は、大蛇が人間になる気もします…（個人的な予想）

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